頸椎捻挫(むちうち)
自動車での事故やコンタクトスポーツなど
頸部(首)への急激な衝撃でおこる捻挫です。
症状として、
首、肩の痛み・頭痛などに加え
めまい・吐き気・耳鳴り・腕のしびれなども起こることがあります。
バーナー症候群
コンタクトプレー(タックルなど)によって腕全体に痛みが出ることを言います。
焼けるような痛みが出ることからバーナー症候群と呼ばれます。
衝撃を受けた際、無理なストレッチがかかりおこる場合と
ストレッチされた反対側が圧迫されておこる場合があります。
頸椎椎間板ヘルニア
椎間板内の髄核が線維輪を突き破り
脊柱管内に出た状態を椎間板ヘルニアといいます。
飛び出た髄核が脊柱管内の脊髄や、
神経を圧迫することにより特定の場所に
痛みやしびれ、機能障害が起こります。
寝違え
ソファーで座ったまま寝る、寝ながらテレビを見るなど
長時間、首が不自然な状態で固定されたままの状態が
続くと寝違えが起こります。
肩関節前方脱臼
コンタクトスポーツや転倒などで多く発生します。
反復性に移行することが多く2回目以降からは背伸びや寝返りなど軽い力でも外れることもあります。
脱臼したことに伴い関節唇の損傷や上腕骨の欠損などが起こることもあります。
肩腱板損傷
加齢に伴った変化に何らかの外傷やストレスが加わって起こるので50歳以上の中高年に多い外傷です。
若年者も強く大きな力が加われば起こります。
受傷当初は何もしていないときや、寝ているときなどにも痛みます。
炎症が治まってくると肩を動かす時のつまり感や痛みが出てきます。
インピンジメント症候群
野球の投球や水泳のリカバリー、テニスのサーブなど
腕を肩より高い位置で使うスポーツによく起こります。
(野球肩、水泳肩ともよばれることも)
オーバーユース(使い過ぎ)により棘上筋が弱くなり
三角筋とのバランスが崩れ、腕を上げるときに上腕骨頭が肩甲骨とぶつかり回旋筋腱板や肩峰下滑液包を挟み込み炎症が起きます。
肩鎖関節脱臼
転倒などで肩を直接打撲した時におこることが多いです。
鎖骨と肩甲骨をつなぐ肩鎖靭帯、鎖骨と烏口突起をつなぐ烏口肩鎖靭帯の損傷度合によって重症度が判断されます。
上腕二頭筋長頭腱炎
テニスなどのラケットスポーツや野球などの投球動作のあるスポーツでよく見られる症状です。
上腕二頭筋の長頭腱が上腕骨とぶつかり、こすられる事が繰り返されることで炎症が起こり痛みが生じます。
肩関節周囲炎
いわゆる四十肩、五十肩と言われるものです。
肩関節の周囲に加齢により炎症、癒着が生じ運動に支障をきたすと考えられています。
好発時期は40~50代の中年以降が多いことから
「四十肩、五十肩」といわれます。
胸郭出口症候群
神経や血管が鎖骨や、その周囲の筋肉から圧迫され肩や腕の痛み、しびれ、冷えなどの症状が生じます。
20~30代のなで肩の女性に多く見られます。
肘関節内側側副靭帯損傷
外傷では、柔道や体操、最近ではスノーボードなどのスポーツの転倒により生じます。
障害では、投球動作によって生じます。
小児期では靭帯付着部のはく離骨折を伴い
リトルリーグ肘と呼ばれます。
はく離骨折が偽関節になり青年期になってから
不安定性、痛みが出ることがあります。
靭帯自体の損傷は中学校高学年から出てきます。
繰り返す靭帯への損傷に対する靭帯の変性が原因になります。
内側、外側上顆炎
内側、外側上顆炎は
肘関節腱付着部障害の総称です。
成長期では、骨の成長に筋肉がついていけず腱付着部にかかるストレスが大きくなり痛みが生じます。
筋肉の成長が追い付いてくると痛みも消えます。
成人では、テニスやゴルフによって痛むこともあるのでテニス肘、ゴルフ肘と呼ばれることもあります。
内側上顆炎は内側上顆に付着する腱にストレスがかかるとおき、
ゴルフのショット動作でなることが多くゴルフ肘と呼ばれます。
外側上顆炎は外側上顆に付着する腱にストレスがかかるとおき、
テニスのバックハンドストロークでなることが多くテニス肘と呼ばれます。
離断性骨軟骨炎
離断性骨軟骨炎は成長期におこる野球肘の一つです。
投球動作のコッキング期から加速期(振りかぶりからボール投げるまでの間)にかけて生じる肘関節外反ストレスと、
腕橈関節の回旋ストレスによる圧迫剪断力が主因です。
(遺伝や骨代謝など他の原因についても議論はあります。)
上腕骨の小頭に発生することが最も多いです。
骨の摩耗→亀裂→はく離→欠損と進行していき
病期が進行すると肘関節屈曲伸展制限や
関節ネズミによるロッキングが生じることもあります。
変形性肘関節症
スポーツにより肘が酷使されると骨棘が出現し、肘屈伸動作で
骨棘が衝突することにより痛みが生じます。
多くは肘頭と肘頭窩の骨棘衝突によるフォロースルー期(振りぬき動作)での痛みです。
骨棘が大きくなると可動域制限を生じ、
骨棘により滑膜炎が生じると関節水腫(はれ)が起きます。
尺骨神経障害
スポーツによる肘関節神経障害のほとんどが
尺骨神経にみられ、肘部管症候群と診断されます。
野球に多く見られ、投球動作中や肘関節屈伸動作中
、動作後に小指、薬指のしびれが強くなり握力が弱くなります。投球数の増加で「球がすっぽ抜ける」という訴えが多くみられます。
スポーツによる肘部管症候群では、変形性
肘関節症と尺骨神経脱臼が代表的な原因となります。
変形性肘関節症による尺骨神経麻痺は骨棘による狭窄が原因となります。
尺骨神経脱臼は、骨の形成不足、上腕三頭筋の発達などが原因となります。
肘内障
小学校高学年までの子どもに多い外傷です。
この年代の子どもの橈骨頭はまだ骨化していない軟骨で小さく、輪状靭帯もゆるいため抜けやすくなっています。
子どもを連れて歩く際、急に腕を引っ張った際に起きやすいです。
症状としては腕が上がらない、触るだけで痛がるなどで
手を引く前に一声かけると筋力が発揮され抜けにくくなるので
声をかけてから引くようにするといいです。
occult ganglion(不顕性ガングリオン)
ganglion(ガングリオン)は
関節包から発生する粘液を主体とした腫瘤です。
外傷後の手関節背面のガングリオンは無痛性の
腫瘤が増大して気がつくことが通常ですが、
不顕性ガングリオンでは腫瘤が小さく
触知しにくいことが多いです。
ガングリオンは腫瘤が筋肉や神経を圧迫し、痛みが生じるとされています。
TFCC損傷
手関節尺側(小指側)の局所的な痛みや
手関節運動時に痛みが生じます。
特に、手関節尺屈(小指側へ倒す動き)や前腕回内(親指側へねじる動き)で生じます。
原因としては、転倒時手をついた際、手関節に回旋力が働いている場合や、空手、合氣道、器械体操など手関節に大きな負担が加わったり、手関節をねじるような負荷がかかった時、
ラケットスポーツで繰り返される手関節の負荷から損傷が発生します。
de Quervain病(ドゥ・ケルバン病)
短母指伸筋腱、長母指外転筋腱の狭窄性腱鞘炎です。
中年以降の女性や妊娠時、産後に多くみられます
症状は図の手首の膨らんでいる場所に痛みが生じます。
また、図のように親指を握るようにして尺屈すると痛みが誘発されます。
(Finkelstein test《フィンケルシュタインテスト》)
ばね指
手をよく使う中年以上の女性の親指、中指、薬指に多く見られます。
指を曲げる筋肉(屈筋)の腱の部分が腫れる、
または腱鞘(腱が通る筒)が厚くなり隙間が狭まることで指の曲げ伸ばしの際、引っかかりがおきて
曲げにくい、伸ばしにくいといった症状が起きます。
腰椎椎間板ヘルニア
椎間板は中心に髄核と呼ばれるゼリー状のものと
それを保護するように線維輪が存在します。
その髄核が線維輪を破り神経を圧迫することにより、痛み、関連部位へのしびれが生じます。
一般に、椎間板に対する軸圧に加えて回旋力が
作用することにより、線維輪の破綻、髄核の移動が発生しやすいと考えられています。
仰向けで寝た状態で膝を伸ばしたまま脚を上げていく動作中に痛み、しびれなどあればヘルニアの可能性が疑います。(SLRテスト)
(痛みは伸ばされる痛みであれば単にハムストリングスのタイトネスの可能性も)
腰椎分離症・すべり症
男女とも14歳(中学2年頃)にピークがあり、特に男子に多く見られます。
原因は先天性の椎弓(脊椎後方の輪の部分)の形成不全や、競技者などでは疲労骨折なのではと考えられています。
腰の上部や臀部に痛みが出たり、後屈(身体を反らせる動作)の時に痛みが出ることが多いです。
先天性の要因がある場合は分離後のすべりの発生に注意が必要です。
純粋な過労性骨障害の場合は軽度のすべり以後は、すべりの進行がないことが多いです。
急性腰痛
一般的に言われる「ぎっくり腰」のことです。
症状は腰背部にある筋肉の損傷、椎間関節の捻挫によって痛み、炎症が生じます。
蓄積された筋肉疲労が原因となって起こったり、
重いものを一気に腰に持ち上げる等負担をかけすぎたりと様々な理由が挙げられます。
梨状筋症候群
殿部のインナーマッスルに該当する
梨状筋の中を通る坐骨神経がケガやスポーツ活動により
圧迫されることにより殿部の痛み、坐骨神経痛が生じます。
座るっているときに症状が悪化し、立つと改善します。
椎間板ヘルニアと似た症状がでるため、鑑別が必要になります。
肉離れ
急に筋肉が切れたように感じるとともに、脱力や痛みを伴う状態のことを言います。
図のような「羽状筋」と呼ばれる筋肉に多くみられ、ハムストリングス(ももうらの筋肉)、下腿三頭筋(ふくらはぎ)、大腿四頭筋(もも前の筋肉)の順にに多く見られます。
特に、二関節筋といわれる関節を2つまたぐ筋肉に多く見られます。
遠心性収縮(筋が縮もうとしながら伸ばされる状態)で損傷しやすくなります。
大腿部打撲
大腿部を打撲すると筋肉が損傷します(筋挫傷)
大腿部前面の筋挫傷は「チャーリーホース」や「ももかん」と呼ばれたりしています
サッカーや、ラグビーなどのコンタクトスポーツに多く見られます。筋挫傷はぶつかったものと自分の骨の間に筋肉が挟まれる際に、断面積の狭い自らの骨に近い部分で損傷されやすいため、深部の筋におこりやすいです。
骨化性筋炎
筋の打撲傷(筋挫傷)の後におこりやすい合併症です。
筋挫傷の数%~20%に発生したとの報告もあります。
肉離れでも起こりえます。骨化性筋炎の形成は多因性で、いくつかの危険因子が骨化性筋炎を形成しやすくしています。
特に、膝屈曲制限(120°以下)、先行する大腿四頭筋の肉離れや筋挫傷、3日以上の治療の遅れ、および同側の膝関節水腫などがあげられます。
膝前十字靭帯損傷
前十字靭帯(ACL)はコンタクトスポーツで外力が直接膝関節に加わり断裂する場合と大腿四頭筋が急激に収縮する動作(ジャンプの着地、急激なストップなど)や膝に捻りが加わる動作(カッティング、ステップなど)により断裂する場合があります。
損傷時は、「膝が内に入った」「ガクッとした」「ブチッと音がした」と訴えることが多いです。
損傷から時間が経つとちょっとした動作でも膝崩れが生じることもあります。
非接触型ではストップ動作などで膝軽度屈曲位で大腿四頭筋が急激に収縮し、脛骨が前方に引っ張られることによりACLが断裂します。
ACLは脛骨の前方不安定性を制御しているため、ACL損傷にともない脛骨の亜脱臼を繰り返し半月板後方の合併損傷をきたしやすくなります。
膝後十字靭帯損傷
後十字靭帯(PCL)損傷はコンタクトスポーツで起きることがほとんどで、膝70~90°屈曲位で膝前面を打撲した際に受傷します。
また、前十字靭帯や、内側側副靭帯などの靭帯損傷と合併している場合もあります。
受傷直後は膝の腫脹、関節可動域の制限、痛みなど出て歩行できないこともありますが、時間が経てば単独損傷の場合無症状の場合もあります。
膝関節70~90°で膝をたて、側面からみると脛骨粗面が沈み込みます。(sagging《サギング》徴候)
膝内側側副靭帯損傷
膝に大きな外反力(内側方向への力)が加わり大腿部付着部付近で断裂する場合が多いです。
理論的に部分断裂、完全断裂と分類されるが臨床上は重症度によりⅢ度に分類されます。
Ⅰ度:伸展位、約30°屈曲位での外反不安定性はないが、圧痛があるもの。
Ⅱ度:伸展位では外反不安定性は認められないが 約30°であるもの。
Ⅲ度:伸展位、約30°屈曲位共に外反不安定性があるもの。
MCL(内側側副靭帯)とともにACL(前十字靭帯)やPCL(外側側副靭帯)損傷が
合併する場合や、ACL損傷にともないMCL損傷が合併する場合もあります。
半月板損傷
半月板は、軟骨線維で荷重と安定性という重要な機能を有しています。
受傷原因が様々で、病態も一様ではありません。(図参照)
単独で損傷する場合や、靭帯(特にACL)損傷に合併する場合もあります。
損傷した半月板は血行のある外周約1/3は瘢痕組織で治癒する可能性があるが、
血行のない部位では自然治癒は望めません。
①外傷に起因、②先天的な形状に起因、③加齢変化に起因するのが主な原因です。
症状は膝関節の疼痛、可動域の制限、膝関節水腫(腫れ)、引っかかり感や不安定感などです。バケツ柄断裂では膝が完全に伸ばせなくなる「嵌頓(Locking)」が起こることもあります。痛みは関節裂隙(関節のすきま)に圧痛があることが多いです。
腸脛靭帯炎
膝の屈伸動作の際に腸脛靭帯と大腿骨外側上顆が擦れあい摩擦を
引き起こすのが腸脛靭帯炎です。
腸脛靭帯と骨膜が直接刺激されるか、外側上顆直上の滑液包に炎症が生じて発症します。
性差で男性に多く、下肢のアライメントとも関係するといわれています。(男性:O脚,女性:外反扁平足)
鵞足炎
鵞足は縫工筋、薄筋、半腱様筋の脛骨内縁部への腱付着部の総称です。ここに起きる炎症が鵞足炎です。
陸上やサッカーなどランニングやダッシュ動作の多い競技によく見られます。
ランニングの立脚期(足を接地するとき)のブレーキ動作+脛骨が外旋することで内旋作用を持つ鵞足に負担が多くかかります。
また、単にオーバーユースだけでなく同部位に存在する滑液包、ガングリオン、さらには脛骨の外骨腫が原因となる場合があります。
変形性膝関節症
内側の関節軟骨の摩耗や筋力低下により関節の炎症、変形が起こることで痛みを生じます。50歳以上では男性が50%前後、女性は70%にX線上で変形性膝関節症の変化がみられると報告されています。
大腿部(ふともも)の筋力は外側は腸脛靭帯があるので筋力は落ちにくいのですが、内側にある内側広筋は日常でも使うことが少なく筋力が落ちやすいのでO脚変形が起き、内側の関節軟骨の摩耗が起きやすくなります。
膝蓋靭帯炎
膝蓋腱炎、ジャンパー膝とも呼ばれます。
バレーボールのようなジャンプ系のスポーツや
急激なストップ、方向転換を行うバスケットボール、サッカー
などのスポーツに多く見られます。
ジャンプの着地や急激なストップ動作により大腿四頭筋が
遠心性収縮することで膝蓋靭帯にかなりの負荷がかかります。
これにより膝蓋靭帯の付着部での一部の線維が微細損傷を繰り返すことにより痛みが生じると考えられます。
大腿四頭筋のストレッチを行うと治療、予防に効果的です。
アキレス腱炎・周囲炎
長距離のランニングなど、アキレス腱に繰り返し負担のかかる動作を行うことでアキレス腱、またはアキレス腱周囲に炎症が生じます。
アキレス腱自体の炎症がアキレス腱炎。
アキレス腱周囲にあるパラテノンの炎症がアキレス腱周囲炎と呼ばれます。また、アキレス腱と踵骨の間にある滑液包に炎症が起きることもあります。
アキレス腱断裂
アキレス腱断裂では、ジャンプや踏み込み、バックステップなど下腿三頭筋(ふくらはぎ)の筋力を急激に発揮した際に断裂します。腱の微小な損傷、変性が原因とされています。
スポーツ活動中に後ろから蹴られた、ボールがぶつかったような強い衝撃が起き周囲にも衝撃音が聞こえることがあります。
年齢、競技レベルに関係なく発生しますが、中高年に多いといわれます
シンスプリント
シンスプリント、脛骨過労性骨膜炎といわれ、
ランニング、ジャンプ、ターン、ストップなど
反復して行う足関節底背屈により下腿内側後面の筋肉に
疲労が起こり伸展性低下を引き起こします。
伸展性の低下により、筋肉が運動時に脛骨骨膜を牽引し
損傷や炎症をきたすことで痛みが生じます。
また、扁平足などにより足部回内した状態でも
シンスプリントを引き起こす可能性が高くなります。
学生などは新学期に部活が始まったばかりなどに起きやすく
急激な運動量の変化、環境の変化も原因となりえます。
足関節捻挫
足関節捻挫は大まかに内返し捻挫と外返し捻挫の2種類あります。骨の配置、靭帯の付き方の関係で内返し捻挫が圧倒的に多くなります。
内返し捻挫では外側の靭帯が、外返し捻挫では内側の靭帯が
損傷されることが多くなります。
扁平足障害
通常、扁平足というと縦アーチの低下した外反偏平足を指すことが多いです。
内側縦アーチが低下することによりつちふまずがなくなります。
それにより足部が回内し、下腿内旋、股関節内旋と連鎖していき
膝、股関節、腰痛の原因にもなります。
足底筋膜炎(腱膜炎)
立ったり歩いたりすることが多い中年の方に多く見られます。
朝の一歩目で痛む方や、長距離歩くと痛み始める方に分かれます。
原因としては、筋肉の疲労により起始部に負担がかかり炎症が起きて起きるものと、剣道のように強い踏み込みをすることで打撲のような動作を繰り返すことで起こります。
外反母趾
ハイヒールのような先の細い靴をよく履いたり、扁平足の影響で足部回内している方など拇趾が外反方向に強制されることで拇趾の付け根が痛みます。
拇趾の付け根が外に開くことで足底の横アーチが落ち
開帳足も合併し痛みから歩けなることもあります。
関節リウマチ
原因不明の多発関節炎です。
遺伝的な素質もあり、ウイルスなどの感染が引き金となって発症すると考えられています。始めに重力のかからない関節から発症することが多く、男性に比べ女性が3倍、30~50歳代の方にもっとも多く発症します。
第一関節には症状は出ず、朝に関節がこわばったり痛むのが特徴です。免疫の異常で自分の体の一部を外的と錯覚し排除しようとすることで関節の滑膜に炎症が起き、関節を破壊していきます。
顎関節症
精神ストレス、疲労が蓄積しやすい生活習慣、
噛み合わせの異常など様々な原因が挙げられますが、直接的には歯ぎしりや食いしばりによる影響が大きいと考えられます。
顎を動かしたときの痛みや雑音が主な症状です。
側弯症
脊柱が側方へ曲がり、捻じりも加わる病気です。
一時的な機能性側弯と構築性側弯症といわれる真の病気としての側弯症があります。機能性側弯は不良姿勢、脚長差、坐骨神経痛による側弯があります。
構築性側弯症は先天性のもの、神経・筋肉からくるもの、
外傷によるもの、特発性側弯症などがあります
特発性側弯症は若年層にみられ男子より女子の方が
7~8倍多く見られます。
肋間神経痛
肋骨に沿って多くは片側にあらわれる発作的な痛みです。よく見られるのが、神経が骨や筋肉の間にはさまれて刺激されることで生じる神経痛です。
不自然な姿勢や疲労から起きることがあります。
Osgood-Schlatter病(オスグッド)
脛骨結節部の痛み、腫れ、圧痛を特徴とする
11~13歳の発育期の男子競技者に多く見られます。
成長期に大腿四頭筋により繰り返し牽引力が脛骨結節の膝蓋腱付着部軟骨に加えられることでその一部が剥離・修復を繰り返し、炎症を起こすと考えられます
同じく、成長期の痛みとしてSever(セーバー)病と言って、かかとに痛みの出るものがあります。
アキレス腱や足底筋膜が踵骨を牽引することでかかとに炎症が起こります。
四大骨折
高齢者に多くみられる骨折の部位として「大腿骨頸部骨折」「橈骨遠位端部骨折」「上腕骨近位端部骨折」「脊椎圧迫骨折」があげられる。
加齢により骨量は低下していき、骨粗鬆症になりやすいです。骨粗鬆症がある場合、骨折リスクが上がります。
また骨折は転倒し起こることが多いです。
日頃から、骨量などをチェックし、転倒しない体づくりが大切です。
マレットフィンガー(槌指)
指の第1関節が木槌のように曲がった状態になるので、マレット変形と呼ばれます。
症状は 第1関節が曲がったままで痛みや腫れがあり、自動伸展は不能で自分で伸ばそうと思っても伸びません。
病態は 2種類あり、1つは指を伸ばす伸筋腱が切れたために生じるもので、腱性マレット指(腱性マレットフィンガー)と言います。
もう1つは、第1関節の関節内の骨折が生じ、伸筋腱がついている骨が関節内骨折を起こしてずれた状態になったもので、骨性マレット指(骨性マレットフィンガー)と呼びます。